第12回 傳志会
第12回 傳志会
2020年12月7日(月) 18時30分~
イイノホール
【真打】立川志の輔 …茶の湯
【真打】立川談春 …蜘蛛駕籠
【真打】立川生志 …短命
【真打】立川雲水 …井戸の茶碗
60回
731回
志の輔師匠の茶の湯、きなこと、ムクの実の粉の抹茶??を、飲んだ時の、ご隠居と定吉のまずーい、という顔の表情、口から出したくなる時の様、本当に不味い時は、あんな顔になるのかしら。
談春師匠の蜘蛛駕籠、久方ぶりに、蜘蛛駕籠聴きました。談春師匠の蜘蛛駕籠、軽妙でのやり取り、良いですね。
生志師匠のまくら、いつもながら、世の中全般への辛口コメント、スッキリします。短命、ご隠居と八五郎の素っ頓狂な掛け合い、いつもながら少し艶っぽく、堪能しました。雲水師匠の、井戸の茶碗、関西風アレンジが、私的には、難しかったです。
とん吉くんの高座返し、安心しました、元気そうで。
蛇足ながら、ムクとは、ムクロジのことで、無患子と書く、患いを無くす子(種)の意味で、落葉高木で、鎌倉の宝戒寺にも有ります。実は黒い種子を有し、お正月の羽子板の羽の黒い玉になります。
もちろん、実の粉には泡立ち作用があり、元々、石鹸の材料でしたそうです。